蔵人尚子の奮闘記

伝統受け継ぐ蔵元の長女として酒造りの世界に飛び込みました。蔵人見習い3年目、旨い酒を醸すべく奮闘中!

2008.07.03(Thu)

6月その(2)

ちょっとだけ前後しますが、
先に蔵女性サミットの記事を書くことにします。

やっぱタイムリーな記事書かないといかんですよね(^^ゞ




と言うわけで、6月29日(日)リーがロイヤルホテル東京にて、
無事に【女性蔵人の美酒を味わう夕べ】が終了いたしました!!!

全部で317名のお客様にお越しいただき、
広すぎるくらい広い会場が、お客様の熱気で満ち溢れていました。

そもそも、酒造りに関わる女性の皆さんの情報交換会として、
10年ほど前に立ち上がった【蔵女性サミット】が始まりの会なのですが、
今回の様にお客様へ自分たちのお酒をご披露する機会は、
今回で3回目だったそうです。

実は、どんなことでもそうなんですが、
あえて『女性』を『男性』と区別してどうこうってのが、
あまり好きではなかったのです。

女性差別だとか何とか言いながら、
女性の優位性や優先性を訴えているのは結局女性であって、
自ら男性と女性を差別化してしまっているような気がしたからです。

私はこれまで比較的周囲に男性の多い生活を送ってきましたし、
前職でも仕事的ライバルや同業他社のライバルたちもみな男性でした。

もちろん酒造りの世界でもまだまだ男性が多いのが現実です。

そんな中、酒造りの仕事を始めて早々から、
色んな方に『女性らしい観点で…』とか『女性ならではの商品を…』とか、
そんな期待を掛けられることに正直嫌気が差していたのです。

ひとことで『男性』『女性』と言っても様々な方がいらっしゃいますし、
『女性』だからこそ『女性らしい』ものを造り上げるとは限らないと思っているからです。

ていうか、そもそも『女性らしい』ってのがどういうことか良くわからないのです。
特にお酒に関しては。

女性をターゲットにしたいからといって、
例えばフルーティで低アルコールで甘みのあるお酒ばかり売っていても、
そんなお酒に飛びつくお客様は結局その商品止まりで、
本来の日本酒に目を向けてくださることは少ないと思います。

私の使命は、
こんなにおいしい日本酒の良さをより多くの方に知っていただくこと、
そして日本の伝統としての日本酒の素晴らしさをより多くの方にお伝えし、
より多くの方に日本酒を心からおいしく飲んでいたくようにすること
だと思っているのです。

だからこそ、本来の日本酒で真っ向勝負したいのです。
たとえその相手が男性であれ女性であれ。

っていうより、そもそも男性とか女性とか、あんまり意識していないのです。

まぁ、そんなわけで去年初めて蔵女性サミットに参加させていただいた時は、
実のところあまり乗り気ではなかったのですが…。

ナゼ今年も参加したのかといいますと、
様々な会に出席させていただいて、
この蔵女性サミットのメンバーの皆さんは、
本当にパワフルでバイタリティ溢れる方が揃っていると感じるからなのです。

やっぱり男性社会の中でもまれている皆さんは違うんですね。
『女性』が集まると言うのは、『男性』の気を惹くものではなく、
むしろ『かっこいい女性』は『女性』の気を惹くものだと感じました。

そしてそれは『女性』としてではなく、『人間』としての魅力に繋がると思うのです。




とにかく力強い。
最後壇上から全員でご挨拶申し上げたのですが、
壇上にいながら皆さんのパワーに圧倒されました。

きっと、お客様にもそのパワーが伝わったのではないかなって思います。

一味違った会でしたが、本当にあっという間、素敵な会でした♪


◇◇◇そうは言っても『女らしく』着物で参加してみましたっ!!!◇◇◇
◇◇◇かわいい女の子が造る力強い酒◇◇◇
◇◇◇そんなギャップがまたそそられませんか!?◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

  1. 2008/07/03(木) 23:02:57|
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2008.07.02(Wed)

6月その(1)

『毎日更新』とか言っておきながら、
すでに1日空いてるじゃんっって感じですが…。
そこはご愛嬌で…(^^ゞ

6月は本当にイベントごとの多い日々を過ごさせていただきました。

まずは…。

松本でいつもいつもいつもお世話になっている
『ジュレ・ブランシュ』
で開いていただいた『木曽路の会』について。

6月15日15:00より、約20名のお客様にお越しいただき、
木曽路のお酒を味わう会を開いていただきました。

いつもおなじみのお客様から、
今回始めてお会いするお客様まで、
素敵な皆さまにお会いできたことを感謝いたします。

ジュレではお馴染みのスタイルですが、
ずらりとならぶ手作りのおつまみから、
もちろん多種多彩なチーズまで、テーブルの上は華やかです。

この会で皆さまに飲んでいただいたお酒は全部で7種類。

・木曽路 特別純米酒
・木曽路 特別純米生原酒
・木曽路 三割麹純米酒
・十五代九郎右衛門 しぼったまんまの純米吟醸
・十五代九郎右衛門 特別純米(9号酵母)生原酒
・十五代九郎右衛門 特別純米(長野酵母)生原酒
・燦水木

です。

ちなみに、テーマは『初夏の生酒、yeeh!!!』でした。
と言うわけで、7種類中4種類は生酒というラインアップ。
十五代九郎右衛門 特別純米の一年生熟成も
持っていこうかと思ったのですが、
少々マニアックになりそうだったので、やめておきました(^_^;)

私個人の趣味なのですが、
この季節の生酒って、最高に旨いんですよね。

なんだろう、すっごく素直な味わいって言うか、
その酒の成長過程をまざまざと感じることが出来るって言うか、
その酒の持つバイタリティを感じることが出来るって言うか、
(良いも悪いも見える成長期の子どもってとこでしょうか。)

とにかく、好きなんです。

しかも、ちょっと暑くなってきた頃、
生酒の風味ってちょうど涼を感じさせてくれませんか???
冷やして『くぃっ』と呑んだもんなら、
ビール以上に喉を潤してくれるって言うか…。

まぁ、ビールには正直勝てないかもしれませんが、
それだけの威力は十分持っていると思うんですよね。

と言うわけで、この時期の生酒の表情には出会う価値ありなのです。

そんなこんなで、一種類ずつご紹介しながら、
お料理やチーズとの相性を確かめながら、
それぞれのお酒の個性を楽しんでいただくことが出来たかなって思います。

最後にアンケートをお願いして書いていただいたのですが、
皆さん、日本酒に様々な期待を寄せてくださっているのが解りました。

今回呑んでいただいた7種類のお酒についても、
それぞれが持つ個性なりの評価をいただいたような気がします。

あっという間に会は終了してしまいましたが、
本当に心温まる素敵な会だったと、感謝感激でありました。

ちなみに、今回お料理とともに出していただいたチーズですが、
木曽路の7種類のお酒と飲み合わせを試してみました。

白カビ・アオカビ・ウォッシュ・山羊…など
個性の強いチーズが並んでいましたが、
改めて各種の酒と飲み合わせてみると、
これがまた合うこと、合うこと。

チーズと日本酒の飲みわせは晩酌でもよくするのですが、
ここまで細かく飲み合わせてみたことがなかったので、
その相性のよさにとても驚きました。

と言うか、相性のいい組み合わせを見つけさえすれば、
チーズと日本酒は本当に引き立て合うのだなって思いました。

そんな素敵な発見もありながら、
とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
遅ればせながら、本当にありがとうございました。


◇◇◇チーズwith日本酒の会やりたいですね◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!!◇◇◇

  1. 2008/07/02(水) 21:40:04|
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