蔵人尚子の奮闘記

伝統受け継ぐ蔵元の長女として酒造りの世界に飛び込みました。蔵人見習い3年目、旨い酒を醸すべく奮闘中!

2008.06.14(Sat)

よくしゃべるっ!!!

ちょうど、SBCラジオに取材していただいた日の夕方、
大町のある酒屋さんのご主人とスタッフの方が訪ねてきて下さいました。

お二人とも、本当にお酒が好きなんだな〜ってのが、
お話を伺っていてすっごく伝わってきたんですよね。

で、色んなことを聞かれるままお話していたのですが、
あっという間に一時間以上も時間が経過して…。

でも、お酒の話で盛り上がっている時って、
ホント楽しいんですよね。
って、盛り上がってたのは私だけ???

もう、しゃべりだしたら止まらないってのが、正直なところ。
お二人とも、座るところもないのに、
長いこと私の話にお付き合いいただきましてありがとうございましたm(__)m

ただ、ひとつ感想。

私が好き勝手に色々としゃべったことに、
すっごく感激してくださったのですが、(ありがとうございます♪)
私は日ごろの酒造りで感じたことやらをただお話したまでで…。

メッセのお客様の感想などでもそうなんですが、
『ブースに立っている人がお酒のことをよく知らない。』
と言う声をしばしば耳にするのです。

メッセやなんかは特に、お酒を実際に造り、扱う人間と
お話しながらそのお酒を味わえるってのが醍醐味だと思うんです。

でも残念ながら、それが出来えていない。
私だって、聞かれたことに答えられない場合ももちろんあります。
でも、出来るだけ自分の感じたことをストレートにお客様にお伝えしたいのです。
だから、余計に話がなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くなってしまうのかも(^^ゞ

人それぞれ、蔵それぞれだから、
自社のお酒について話すべき程度にも差はあると思いますが、
少なくとも、一般のお客様から見れば『酒のプロ』として見えるのだから、
それは『プロ』らしく知識も愛情も持っていかねばならないんだなって。

常日頃、そう思っていたので、
今回お二人とお話できて、感激していただけて、
私こそ、大感激でしたっ!!!!!!
本当に、ありがとうございましたm(__)m


で、お二人が帰られて事務所に戻り…

『あ〜いっぱいしゃべったぁ〜〜〜〜〜〜!!!』


と、第一声。
やっぱりしゃべりすぎちゃったかな(^^ゞ


◇◇◇とっても楽しいひとときでした♪◇◇◇
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  1. 2008/06/14(土) 11:39:35|
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2008.05.25(Sun)

英語しゃべるぞ!!!

22日〜23日に掛けて、アメリカ人のお客様が我が家を訪ねてきました。



彼らは、母の旧友の妹の娘(リサ)とそのボーイフレンド(ブライアン)ってことらしいのですが。
ボストンから大学の夏休みを利用して日本に旅行に来たのだそうです。

で、なぜうちに来たのかと言うと、
ブライアンが普段リカーショップで働いているらしく、
お酒にとっても興味があるのだとか。

そのリカーショップでは日本酒も扱っているのだけれど、
現地で造られた安いものしかなく、
未だかつてブライアンはおいしい日本酒を飲んだことがないと。

で、大阪から東京へ移動する中日に、わざわざうちに立ち寄ってくれたのです。

色々話を聞いてみると、

『糖分や添加物が入っているお酒は飲みたくない。
だから、純粋なお米のお酒が飲みたいんだ。』

『日本酒のAgingにはどれ程の可能性があるの?』


なんて、ブライアンは言うのです。

現在では”清酒”である限り、糖分なんて使われていないけれど、
醸造アルコールは普通に添加されていますよね。

アメリカ人だし、純米酒のこと淡々と語っても通じないだろうな〜なんて
思っていただけに、彼らから添加物がどうの…なんて話振ってきたので、
かなりびっくりしたと同時に、なんだか嬉しくなっちゃいました。

また、お酒の説明をする時に、
最近必ずお話しするのが『Aging Potential』について。

その事についても今回も話をしようと思っていた矢先に、
ブライアンから質問を受けたので、妙に戸惑ってしまいました。

そして、純米酒についても熟成についても、
日本人のお客様にお話するのと同じくらい、熱弁をふるってしまいました(^^ゞ


あ、こうやって書くと、いかにも私が英語で会話してそうに聞こえるのですが。
ワタクシ、全くといっていいほど英語離せません…(T_T)
本当に自分のスキルとして英語はこれからでも絶対身につけたいのですが、
なかなかその勉強を実践できていないのが現実です。

実は、リサが日本人とアメリカ人のハーフで、
かなり流暢な日本語を話せたんですねぇ。
なので、ブライアントのコミュニケーションはほとんど困ることありませんでした。

ただ、蔵を案内したり、お酒の説明をしながら呑んだりしている時、
かなりの言葉数を使って話をしたのに、
リサの通訳がとっても短かった時なんかは、
本当に伝わったかな〜なんて、
身振り手振り、つたない英語で追加説明をしてみたり…。

でも、意外と通じるもんですね(^^ゞ


最近では各社によって日本酒の輸出も盛んに行われてきています。
うちの蔵の場合はまだまだノウハウ的についていけていないのですが、
実際に外国の方とお話をする機会ができ、
しかもリカーショップで働いているとは言え、
酒類の専門家でもなんでもない、一般消費者の立場の方とお話でき、
『国酒』である日本酒をもっともっと大切に伝承していかねばならないんだと、
そしてその伝承する相手は外国の方も当然ですが、
今後の日本を担う若者たちであるべきだと、痛感しました。

このまま行ったら、日本に残されている歴史や伝統が、
現代社会に飲み込まれて消えてなくなってしまいそうで怖いです。


私自信が歴史や伝統の継承に少しでも力を発揮できれば…。
それが酒造りを始めた根底にある想いかもしれません。



◇◇◇ふたりともたくさんお酒を飲んでくれました♪◇◇◇
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  1. 2008/05/25(日) 00:20:40|
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2008.02.06(Wed)

小学生の蔵見学

先日、地元の小学6年生が蔵見学に来てくれました。

来たのは、以前にもご紹介したヨネシロの田植えから稲刈りを
手伝ってくれた子どもたちです。

稲刈りの様子はこちらから


お酒を飲んだことのある大人たちへは、
見学の仕方や話すことなんかもある程度慣れてきたのですが、
何せ、子どもです。
お酒ってもんが一体何なのかも解らない子どもです。

しばらく色々と頭を悩ませ、
ただ見てもらうだけでは物足りないかなぁと資料を作ることも考え、
当日の見る順序や話す内容も頭の中であーでもないこーでもないと考えたり。

とにかく何か心に残る蔵見学になって欲しいと言うのがありまして…。
言いたいこと、伝えたいことは山ほどあるけど、
まだまだ子どもに酒造り云々を話しても解らないと思ったので、

とにかくとにかく、

『自分が生まれ育った木祖村で日本酒造りが行われているんです。』
『日本酒はお米からできるんです。』

ってことを肌で感じてもらえればよかったのです。
そして、二十歳になった時にふと思い出してもらえればと思うのです。


……と言うわけで、小学生の蔵見学、無事に終了いたしました。

ま、感想から述べますと…。
『小学6年生のパワーに圧倒。好奇心の旺盛さに感激。』
と言う感じです。

一番臨場感のある場面を…と思っていたので、
その日は仕込みの作業に合わせてきてもらいました。

甑からもくもくと蒸気が上がっているところを見つつ、
時間になると甑から蒸米を放冷機へと移動します。

ぶぉぉおおおお!!!と言う音とともに、
放冷機の上を蒸米が流れ、エアーシューターで麹室と仕込タンクへ
米が飛んでいく瞬間を見学してもらいました。

『甑や放冷機の周りは蒸気があったり機械が回っているから、
近付かないでくださ〜い!!!』
と注意をしたにも関わらず、やっぱり近くで見たいものですよね。

我先にと、米が流れていく様子を見ては、
きゃっきゃ、きゃっきゃと嬉しそう。
こっちは何かあってはいけないのでヒヤヒヤでしたが。

そしてもちろん蒸米も食べてもらいました。

見ている作業が一体何をしているのかはたぶん解らないと思いますが、
自分が収穫を手伝ったお米だよ、と言うと不思議そうな顔をしながらも、
『へ〜』『ふ〜ん』なんて頷いていました。

その後、私が今回一番見せたかた発酵途中のタンクへ移動。
櫂を入れると底のほうからガスが出てきて、ポコポコ言います。

『この中で酵母という微生物が生きているんですよ。』
『みんなと同じ様に、このタンクの中で生活しているんですよ。』
『その酵母と言う微生物のお陰でお酒は造られているんです。』って。

当然、そんなこと知っているわけもないし、ちょっと難しかったかな〜と思いつつ。

ちなみに作った資料はこんな感じです。




で、最後に皆の前でお話を少しさせてもらい、その時に力作資料(↑)も見てもらいました。

『お酒と言うのは人の力ではなく、酵母や麹菌の力で造ってもらっているんです。』
『私たちは、酵母たちが心地よくお酒造りに専念できるよう、
手助けしてあげる仕事をしているんです。』
とまとめてみました。

発酵途中のタンクをのぞいてもらったのは正解でしたね!!!
呼吸をしている、生きていると言うことが少し伝わったみたいです。

嬉しかったですね〜。
最後のお礼の感想を何人かの子が言ってくれたのですが、
『お酒造りに小さな生き物が関わっていると知って驚きました。』とか、
『木祖村でこんなことをしているなんて知りませんでした。』とか、
『早く大きくなってお酒を飲んでみたいと思いました。』とか。

私が伝えたかったことが、ちゃんと伝わったみたいでした。

それにしても、小学生相手と言うのはこちらのパワーもかなり必要。
皆が帰った後は、どっと疲れました(^^ゞ

ホント、こちらこそいい勉強になった蔵見学でした。



◇◇◇こうして酒好きがまた一人育つ…ぐふふ(*^_^*)◇◇◇
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  1. 2008/02/06(水) 12:45:21|
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2008.01.16(Wed)

楽しい時間♪

ここ二日間で、様々なお客様が湯川酒造店を訪れてくれました。

たくさん書きたいことがあるので、まずは14日のお客様について。

この日は、松本のチーズ屋さんジュレ・ブランシュのお客様を中心とした、
『湯川酒造店蔵見学ツアー』ご一行様がいらしてくださいました。

12月の始め、ふとジュレを訪れお話をしていたことから、
今回のツアーが決定したのです!!!

皆さん、お酒が本当に好きな方ばっかりで、
う〜ん、どういう風にご案内したら楽しんでいただけるかなぁ…。
なんて少々緊張しながらのお出迎えです。

蔵では丁度その日の仕込が始まるところで、
甑(コシキ)からはモクモクと蒸気が立ち上っています。

通常は午前中に米を蒸かして仕込みをする蔵が多いので、
蒸かした米を取っているところは、なかなか見られない光景かもしれません。

せっかく電車を乗り継いで来ていただくのだから!!!
一番臨場感が感じられ、そして一番緊張感にも包まれている瞬間を見ていただけて、
私もちょっと自己満足気味です(^_^;)

その後、皆さんはやぶはら神社へ厄払いに行き、
戻ってきたところですぐ近くにあるおぎのやさんへ。

おぎのやさんのご主人は脱サラ後高橋邦弘師匠の下修行をし、
2006年4月に自身が住んでいた古民家を店舗風に再生してオープンしたのです。

ここのお蕎麦がおいしいこと。
そして、いつもお客様がいらっしゃるときにはお願いすると、
蕎麦尽くしのお料理を特別に作って下さるのですが、
これがまたお酒には合うわ、おいしいわで最高なんです!!!

そこに霜田さんが持ってきてくださった色んな種類のチーズも合わさり、
そしてそして木曽路特別純米酒のしぼりたて生原酒で酒盛りが始まります。



囲炉裏を囲んで、何とも言えない素敵な空間が出来上がっています。
ホント和やかな雰囲気ですよね。

これも全て、去年の4月にジュレの店主である霜田さんにお会いしたことが始まりなのです。
9月の終わりにさせていただいた吉川忠英さんのライブが出来たのも、
霜田さんにいただいたご縁なのです。

少し前に、『2007年は出会いの年でした』と書きましたが、
これほどまでに『出会い』を実感できた一年はこれまでなかった気がします。

今日に至るまでにもたくさんの出会いを経験し、
そこから人と人との縁の大切さもたくさん学ぶことができましたが、
今回のこの出会いを初めとする2007年の出会いは
そこに『お酒』があったからこそ繋がったものばかりであり、
『お酒』を中心に更なる出会いへと広がっていくことがこれほど素敵なことなんだな〜と、
実感に実感を重ね実感しているところなのです。
そして、私が一番求めている理想の繋がりなのだと思います。

そして今現在の自分としてこれまでの数々の出会いを振り返ってみて、
本当に素敵な出会いに囲まれて生きてきたんだなぁと、
今になって改めてすごく嬉しくなり、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に、この度はありがとうございましたm(__)m


【来てくださった方々は職人さんとお酒好きさん揃いっ!?】
>>>>>> ジュレ・ブランシュ http://love.ap.teacup.com/geleeblanche/
>>>>>> T'sギター http://guitars.way-nifty.com/ukes/
>>>>>> 大西荘 http://love.ap.teacup.com/cru_yamabe/
>>>>>> ワイン醸造家のお二人
>>>>>> 東京から来てくださいました http://shuffle.air-nifty.com/bleu/
>>>>>> 皆さんをご紹介しきれず、ごめんなさい。本当にお酒の好きな方々が勢ぞろい♪


◇◇◇楽しい時間はあっという間ですね◇◇◇
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  1. 2008/01/16(水) 23:09:33|
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2007.11.14(Wed)

嬉しい偶然(^^♪

『縁』は繋がる…。
とは、こういうことなのですね!!!ってな、嬉しい出来事が。

愛媛県に住んでいた際、
よく会社の同期と高知県の西の果てまでダイビングに行っていたのですが、
その同期の学生時代の先輩二人と、ダイビング繋がりで仲良くなりまして。

でも、私も彼女も四国を離れてしまったので、
なかなか一緒に潜りに行けていなかったのです。
と言うことは、その先輩方にもお会いできないと思っていたのですが…。

【一人目】

横浜赤レンガ倉庫で先日行われた物産展にて。
どこかで見たことのある方が、こちらのテントをにこにこ眺めているじゃありませんか。
『えっ\(◎o◎)/!誰???』
一瞬時が止まって、ふと考える……。
そう、ダイビングの時にしかあえないと思っていたあの先輩が!!!
しかも、偶然物産展に通りかかって私を見つけてくださったとか!?

【二人目】

先日、蔵で仕事をしていると…。
『なおちゃ〜ん!!お客さんだよ〜!!!』と呼ばれ…。
蔵を出て行ってみると…、そこにもうひとりの先輩が立っているじゃぁありませんか!?
やっぱり『えっ!?何で???』と一瞬考える……。
いやぁ、何でもなにも、実際にそこに立っていたんですよ。
たまたま仕事の関係で大阪から木曽まで来たら、
うちの看板見つけてわざわざ足をのばしてきてくださったんですよね。

何が凄いって、その二人の先輩にこんな短期間で偶然お会いできるなんて!!!
お二人にはもう一年以上会っていないし。
前の会社の同期が一緒じゃないと会えないと思っていたし。
人と人との縁って、やっぱりどこかでしっかり繋がっているものなんですね。

すごいな〜すごいな〜〜〜!!!ってひとりで感激しています(*^_^*)


◇◇◇『偶然』って、実は『必然』なのかも◇◇◇
◇◇◇すべての行動や考えが『偶然』を創り出すのかな〜なんて。◇◇◇
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  1. 2007/11/14(水) 22:09:14|
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