蔵人尚子の奮闘記

伝統受け継ぐ蔵元の長女として酒造りの世界に飛び込みました。蔵人見習い3年目、旨い酒を醸すべく奮闘中!

2007.11.05(Mon)

おらが村の酒!?

ようやく籾摺りの終わったヨネシロを前に、
木祖村で作った米で醸した木祖村のお酒

名前を決める会合が先日開かれました。



10月に入ってから1ヶ月、新聞の折込を入れ、木祖村の酒の名前を公募したのです。
なかなかお酒の名前になんか関心ないかな〜って思っていましたが、
フタを開けてみると、なんと50名近くの方から様々な名前の応募をいただきました。
そそられる、木祖村らしい名前を考えてくださった皆さん、
本当にありがとうございましたm(__)m

と言うことで、ヨネシロを栽培してくださった生産者の方4名と、
この企画を一緒に進めてくださっている役場の方と、
ヨネシロの籾摺りを全て担ってくださった酒販店さんをお招きして、
名前決めの会合と懇親会を開きました。

名前は、50以上もある候補の中から投票方式で選んでいただきました。

二回の投票により、決まった名前は

『燦水木(さんみずき)』
です。
その意味は…

燦→米と酒を思いを込めて造る生産者を表す言葉
水→木曽川源流の水を表す言葉
木→木祖村の『木』

と言うことです。

これから、地元の書家の方にラベルの文字を書いていただきます。
本当に全てが『木祖村産』です。

今回、名前を公募したことによって、村の皆様の関心の高さに驚きました。
驚いていてはいけないことですが、みんな人事として無視してしまうかなぁと、
本当のところは思っていました。

やっぱり地元木祖村産と言うのは、
本当に愛着の湧くものなのですね。


それにしても、普段は滅多にお会いしない村のおじさん方と、
ゆっくりお話ができたことも、私にとっては新鮮でした。

昔はこうだったんだよ…とか、
あそこの場所はどうなんだよ…とか…。

聞いてもいないのに次々出てくる木祖村話に、
自分が全く木祖村を知らないことに恥ずかしさを覚えましたね。

あとは酒を造るのみ。
もちろん、生産者の皆さんにはいち早く新酒をお届けしたいですね!!!


◇◇◇ヨネシロって食べると本当においしくない???らしい。◇◇◇
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  1. 2007/11/05(月) 22:46:48|
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2007.11.05(Mon)

売れたぞぃ♪




行ってきました、全国ふるさとフェア2007!!!
無事に今年も終了しました〜♪
ご来場いただきました皆様、ありがとうございますm(__)m

二日間ともいいお天気に恵まれ、
来場者もかなりの数だったのではないでしょうか。

お酒の売上げは…。
う〜ん、まずまずでしょうか。

目標としていた、『十五代九郎右衛門 純米吟醸 ひやおろし』の完売は、
無事成し遂げることができました♪

今回は、4アイテム持って行ったのですが、
お米違いや熟成の違いで全く異なるタイプのお酒だったので、
実際に飲み比べていただいて、納得して買っていただけたと思います。

でも、やっぱり物産展はにごり酒とか純米酒リキュールとか、
ちょっと珍しいお酒の方が喜ばれて売れるんですね〜(^^ゞ

パッと目を引くものもないとなぁって…。

売る為のアイテム選びも重要ですね☆彡
(あ、うちではリキュールやっていませんが…。)

それにしても、なかなか馴染みのない横浜ですが、
ゆるゆるした感じのいい街ですね〜♪

桜木町の駅までの間、夜景を眺めながら歩いていると、
東京とは全く違う雰囲気に酔いしれちゃいます(*^^)v

そんな横浜を出て、八王子に着いて、あずさに乗って・・・・・・・・・・・。

電車を降りたその町は、だぁれも歩いていない真っ暗な田舎でした。

人っ子ひとり歩いておらず、車も一台通ればいい方で、物音ひとつせず。
田舎好きの私でも、東京から帰ってきた瞬間は、だいぶ寂しいですね。

さて、明日からは蔵人も全員揃い、本気で酒造り、蔵篭りです。
しばらくはこの静かな田舎で醪の音に酔いしれることとします。



◇◇◇やっぱり田舎っ子、高いビルは見上げてしまいます(^^ゞ◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

  1. 2007/11/05(月) 00:04:33|
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2007.11.02(Fri)

今日の酒蔵(10/31)




麹室に初めて蒸米が引き込まれました。
通常は放冷機を通してから引き込むのですが、
まだまだ室の中も乾燥しているので『てっぽう』で引き込みます。

『てっぽう』と言うのは、蒸しあがったそのままの状態で、
『ぼて』にいれて担いで引き込むことです。

要するに、昔ながらの引き込み方だと思うのですが、
そうすることによって、蒸米の蒸気で室の湿度は一気に上がり、
乾燥している壁の木が水分を溜め込んでくれます。

一度そうすることによって、あとは木の壁が呼吸することで、
室の湿度を保ってくれるのです。



室の中が乾燥しているので、蒸米が適温まで冷めるのも速かったですね〜!!!
ところで、この写真は杜氏が種麹を撒いているところです。

種麹とは、コウジカビの原菌のことで、
米粒にコウジカビを生やして胞子が出るまで育て、乾燥したものです。

麹室の中で、まずこの種麹を撒くことから始まり、
この胞子がひと粒ひと粒の米粒にくっつき、発芽していきます。

そのライフサイクルにあわせて、コウジカビを米粒にうまく生やしてあげるのが、
麹室の中での仕事であり『製麹(せいきく)』と言います。

ちなみに、この写真が種麹です。



これは、胞子を撒いた後のものなので、胞子はあまりついていませんが…。

基本的に、日常生活で遭遇するカビ類は大っ嫌いなのですが、
このコウジカビだけは触っても食べても全然大丈夫ですね。

種麹も食べてみると、コウジカビの種類によって味が違うんですよ。
胞子を撒いている時の香りとかも出来上がった麹の香りや味も、
コウジカビの種類によって違います。

まだまだうちの蔵で出来た麹の酵素力価を測定したりはしていないので、
果たしてどんな状態の麹になっているのか、
今現在、良としている状態の麹がしぼった酒のどの部分にどの様に関わっているのか、
実のところあまりわかりません。(学問的には分かるのですが…)
とにかく、杜氏が『いい麹ができたなぁ』と言った時の状態を覚えておくしかありません。
麹作りのゴールって、なかなか見えにくいものなのかな〜って思います。
いや、私がわかっていないだけで、杜氏や頭は分かっているんだと思います。

室の仕事が始まると、一気に体がしんどくなりますね(^^ゞ
寒いところと暑いところを行き来する様になるし、
結構な力仕事が実は多いし、でもでも一番楽しい仕事です☆彡
だって、自分の手で直接米に触れていられるんですよ!!!



◇◇◇2日連続飲み倒し、blogの更新が疎かに(>_<)◇◇◇
◇◇◇あきれずにまた見てくださいね!!!◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

  1. 2007/11/02(金) 08:39:07|
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